自分の傘の中に入ってきた一人の女性を愛するようになった男。彼女の顔が刻まれたライターをプレゼントされ、格好良くタバコを吸う方法を人よりも遅く覚え、「一緒に寝たい」という言葉を伝えるときもテヒよりも恥ずかしがってしまう人物。しかし彼は一人だけを愛し続ける心を持っている。長い時が流れ、変わり果てた姿でやってきたテヒを変わらない気持ちで見つめ、ずっと愛し続け、そしてその愛は永遠になる。
生まれ変わって誰かを愛するとしたら、それは君だよ。君以外誰も愛せないから・・・
イ・ビョンホン/ ソ・インウ役
傘を差した男の元に、突然夕立のように現れた女性。自分を愛するインウに対して素知らぬ振りをしているが、ある日、本当に愛する人と巡り会ったとき時、その人に渡そうと思って作った自作のライターをいとも簡単に差し出し、浜辺で「ワルツを踊ろう」とインウを誘ったりする愛らしい女性。インウの兵役によって離れ離れになっていた二人。時の流れと共に変わってしまったテヒは久し振りにインウに再会し、再び彼の生き方に揺さぶりをかける。
心配しないで。いつもあなたの側に居るわ・・・
イ・ウンジュ/ イン・テヒ役
彼女に下着をプレゼントするイタズラをしたかと思いきや、一方では友達とのバスケットボールの試合では誰よりも熱心に頑張る、太陽よりも明るく笑う元気な子。急に目覚めた愛に戸惑い、納得できずに反抗してみるが、その人が去り、一人残された教室で、彼はずっと続いていた愛に気づき出す。
遅くなった。早く行かなきゃ・・・大分待たせてしまった・・・
ヨ・ヒョンス/ イム・ヒョンビン役
近寄ってくるヒョン・ビンを素知らぬ顔で避けたりしながらも、ヒョン・ビンが友達とバスケで試合をする姿を見かけると、熱心に応援する可愛い女の子。
ヒョン・ビンを自分のものにしようとするが、彼が他の人に向けた愛を、自分に引き寄せるほどの力は彼女には無く・・・
ヨ・ヒョンス/ イム・ヒョンビン役
近寄ってくるヒョン・ビンを素知らぬ顔で避けたりしながらも、ヒョン・ビンが友達とバスケで試合をする姿を見かけると、熱心に応援する可愛い女の子。
ヒョン・ビンを自分のものにしようとするが、彼が他の人に向けた愛を、自分に引き寄せるほどの力は彼女には無く・・・
行かないで。あなたが愛しているのはわたしじゃない・・・
ホン・スヒョン/ オ・ヘジュ役
監督/キム・スデン
最近まで忠武路に長い間伝わってきていた従弟システムが徐々に崩壊していく中、10余年に渡る長い演出部での生活を経たキム・デスン監督はひときわ目立っている。キム・デスン監督は、チョン・ジヨン監督の「白い戦争」の演出部に始まり、イム・グォンテク監督の「西便制」、「太白山脈」、「祝祭」、「遊ぶ女娼」、「春香伝」などの主要作品を担当してきた。そのようにして彼は映画に対する愛着と意地を学んできた。彼は今や、スタッフたちが待ち望む監督となった。
長い間助監督生活の中で得た老舗と知恵を「バンジージャンプする」の中でどのように織り込んでいくのかが期待される。
撮影/イ・フゴン
イ・フゴン撮影監督は84年「Wの悲劇」で映画界デビューを果たした。以後、彼は韓国最高の監督として評価される、ソ・ジョンミン、ク・ジュンモ、チョン・イルソン監督の撮影部を経ながら、撮影監督に対する並外れた感覚を学ぶ事となる。彼は「アダダ」、「将軍の息子」、「若き日の肖像」、「西便制」、「太白山脈」等で経験を積み、8年に及んだ撮影部での生活を終えた後、1999年にソン・ヌンハン監督の「世紀末」でデビューした。デビュー間もない監督ではありながら、彼のアングルと画面には意地と貫禄が感じられる。
照明/ウォン・ミョンジュン
ウォン・ミョンジュン監督は「シュリ」で第26回大鐘賞を受賞した事があるが、大賞を受賞する前から映画関係者の間では光の魔術師と呼ばれる程の実力のある照明監督として知れ渡っている。「シュリ」、「チム」、「世紀末」を経て、最新映画の「魚座」に至るまで、彼は単なるテクニシャンではなく、光の本質を知り、光を扱う事のできる照明監督だ。